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呼吸する壁。珪藻土で創るオーガニックな快適空間

珪藻土とは

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珪藻土とは、植物性プランクトン(藻類)が長い年月をかけて化石となり海底や湖底に堆積してしてできた粘土状の泥土です。
人体に有害な成分がなく火に強い特性を持ち、古くから七輪や耐火断熱レンガの原料として使用されてきました。
ガラスと同じ珪酸質で出来ている珪藻土には数ミクロン単位の無数の気孔があり、湿度の調整(吸湿、放湿)や脱臭など様々な効果を発揮します。

近年ではシックハウス対策、アレルギー対策など健康的な住環境(エコハウス)を目的とした利用だけでなく、昔ながらの左官職人によるコテ仕上げのユニークでオーガニックなデザイン性や、お子様の手形を記念に残すなどご家族で楽しく家づくりに参加出来る事も人気の理由の一つです。

珪藻土の特長

湿度の調節
呼吸するように湿度の高い時は湿気を吸収、乾燥していると湿気を放出し、住空間を最適な湿度に調節します。
防カビ・防ダニ効果
優れた調湿性、吸水性により壁の結露を防ぎ、湿気によるカビやダニの発生を抑えます。
断熱性
無数の小さな孔に入った空気が層となるため熱を伝えにくく、外気温に影響されにくい住空間が得られます。
脱臭・吸着効果
珪藻土の持つ微細な孔がペットやタバコなどの匂いや、有害成分を吸着しクリーンな住環境を保ちます。
耐火性
七輪、耐火断熱レンガの原料として利用されるほどの不燃性を持ち、万が一火災が発生した場合でも有害な煙や有毒ガスを排出しません。
吸音・遮音性
珪藻土の無数の小さな孔が音を吸収し音の反響を抑え防音効果があります。